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2005年10月11日

「成功」というものの入口は非常に混みあっている

私が最も幸運だと思うことは

塾の先生はほとんどが優秀な方だということだ。

働きものだし、まっすぐな方が多い気がする。



それに少なくとも勉強はできる。

若かりし頃は受験というものにある程度勝ってこられた方々だ。



そして得意技を持っておられる方が多い。

優秀な職人である。






ところで私はよく思う

こんなこと言いたくないなって。

「ねえ、その答え、まだ約分できるよ。」

とか、

「文章の最後にはピリオド、忘れないで。」

とか、

「だから時速できいてるんだから、分速のままはまずいでしょ。」

とか、

「その漢字の書き順、なんとかならない?」

とか、

自分がなんかこまかな

末梢的なことに

非常にこだわっている気がして

すご〜く嫌になるときがある。




けれどこれは

今、日本中で先生方が言ってることかもしれない。

正統的なことだ。


「オイ!、来週は中間テストだぞ!

 そのミスが命取りになるぞ!」






「成功」というものの入口は非常に混みあっている。

2日前からの徹夜組みまでいる。

警備員も声をからせて叫んでる。




多くの人にはひとつの入口しか見えていない。

入口はひとつしかないと思ってる。



多くの人がなかなかやってこないエレベーターを待っている。

いちいちすべての階で止まるようで

イライラしてくる。

ランプが点いているのに

2,3回押す人がいる。



やっと来ても定員というのがあって

オーバーするとブザーが鳴る。

どこからともなくため息が聞こえる。




けれど建物というものには

必ず階段があって

通常は重い扉になているが

カギがかかっていることはまずない。



のぼってはいけないなんてどこにも書いていない。

けれどのぼりなさいとも書いてはいない。

ちょっと薄暗くて

不安になる。




気が弱いものだから

警備員に呼び止められるんじゃないかと

ビクビクしてのぼる。




階段を一段ずつのぼる

足音がこだまする

ちょっとしんどいけれど

そんなに時間がかかるものでないことがわかる。





どの階でもエレベーターは大変混みあっている。





そしていつも非常階段はすいているものだ。


posted by りんご at 09:57 | Comment(2) | 学習塾一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

まずは階段の存在に気づくこと、そして階段を上る勇気を持つことですね。迂回した方が速いこともあります。

約分とピリオドに関しては私も自分でイヤになるくらい言ってますね....。
Posted by at 2005年10月11日 12:33
桐さん、こんにちは。

やっぱり勇気がいりますね。

鈍感でないといけないんでしょうかね。

愚鈍であるべきなのか。


では。
Posted by りんご at 2005年10月11日 18:04
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