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2005年09月09日

人の土俵では戦わない その2(京都のM先生への手紙)

(その1が下にあります)



FCに加盟するということは

人の土俵で戦うということだ。


わざわざ加盟金まで払い自分の戦う土俵を買う。

もうこの時点で勝負がついている。



誤解がないようにしたいのですがコンビニが悪い、

フランチャイザーが悪い、

加盟するなって言ってるわけではありません。


なかなか勝ち目の少ない戦いだってことが言いたいのです。

実際に私はあるFCに加盟したことがあります。

そこではいろいろ勉強させていただきました。

けれど儲かったという気はしません。

もともとの「お金儲けがしたい!」っていうのには

多分ほど遠いのではないでしょうか。

社会の仕組みを勉強させていただいた、という感じです。



それで話がコンビニだったりカレー屋だったりすると

そんなことはしないって思うんです。

けれど話が個人の学習塾の場合は違います。

どこにも加盟していないから大丈夫ってことになるんでしょうか?



今日はいっちゃいますね。

「アホか!」って言われるのを覚悟して。



われわれは大きな大きな土俵に上らされてます。

ですから人の土俵の上にいることに気が付かないのです。

主催者は誰か?

それは文部科学省あたりでしょうか?

それとも教育委員会とか学校法人でしょうか?



少なくとも我々は「受験」という土俵に上らされます。

受験のルールは我々が決めることができません。

塾がいう情報とかデータとかって何なんでしょう。

「うちのデータは精確だ」

そうでしょう。


私の塾が逆立ちしたってかなわないでしょう。

けれど、そう言って自慢している大手塾でも

受験のルールを自分で決めることができません。

大手が逆立ちしてもルールはかわりません。





誰でもできることではないのでしょうが

私がやりたいことは例えばコンビニエンスストアというような「ジャンル」をつくることです。

コンビニというジャンルをつくったのはヨーカ堂の鈴木敏文さんです。


アメリカから来たような気がしますが

日本が形だけ真似て独自のものを作り上げたんだと思っています。



教育業界では、じゃ、誰がジャンルを作ったのか?

一番元気なのはNOVAの猿橋社長でしょう。

「駅前留学」というジャンルをつくった。

すごいじゃないですか。

英語を教えているのに受験に左右されない。

テレビ電話のシェアが世界1位!(未発表)

「お茶の間留学」というジャンルをつくろうとしている。

いい、悪いは関係なく。




公文の故公文公会長。

「公文式」というジャンルをつくった。

いろいろ言われていますが偉大な方です。

算数・数学から計算だけを取り出して

それを階段状にして無学年制にし、

それを日本全国すみずみまで広められた。

海外にも進出しておられる。

計算だけやらせる!?なんて常識はずれの発想じゃないですか!

そう思いませんか?

公文の批判なんて簡単にできる。

塾をやってる方なら1日中批判できる。

けれど誰も公文式を作ることはできない。

マクドナルドと同じだ。

気の利いた店でなくてもマックよりおいしいサンドイッチなんて作れる。

けれど誰もマクドナルドと同じ規模で

ハンバーガーを流通させることなんてできない。




体に悪いとか、ファーストフードだからいけないなんて

誰だって言える。

けれど、いったいどこを見ているんだ?

我々はひとりの消費者としてマクドナルドを見て批判するのか

ひとりの駆け出しの経営者として天才経営者が作った傑作として学ぶのか

どちらなのか?


ひとりの教育者として公文式を見て批判するのか

それとも公文氏がつくりあげた巨大な天才的なシステムを見て学ぶのか

どちらなのか?

なぜA5版で

なぜ教材費は無料で

なぜ女性講師で

なぜ無学年制で

なぜ週2回で

なぜ月謝は6300円で

という天才的なシステムから学ばないのか?



セブンイレブンに入ってビールとチップスを買って

お金だけ払って帰るのか、

それともいたるところにある天才経営者鈴木会長の

天才的な作品をタダで見せてもらうのか

どちらなのか?

我々は商品を買って、その代価としてお金を払うだけなら

20年頑張っても、30年頑張っても

絶対にセブンイレブンの規模には届かない。

我々が経営者として成功したいなら

商品の代価としてお金を払うのだが

授業料として支払っているという意識が

絶対に必要ではないだろうか?



どう思われますか?

ねえ?

ちっぽけでいいんでしょうか?

受験産業でおわるのですか?

もちろん私の塾は小さくて

弱っちろくて

私の実力は講師を6,7人雇える程度です。

お恥ずかしいが言っちゃおう。

正社員を雇いたい!

けれどそんな力が全然ない!

事務員を雇いたい!

けれどそんな余裕は全然ない!


ですが、目指したいのです!

見ているところはこの受験産業の外なんです!




この世の中は人のためになることをする人は

賞賛をもって迎え入れられるのです。

今まで人が不便に感じていたことを解消する、

新たなサービスを提供する、

もちろんこれからの世の中は

環境に配慮したサービスが重視されるでしょう。

それも含めたところで人のためになることです。



それには受験産業の枠を越えなければならない。

受験という土俵を飛び出さないといけない。

受験という先人がつくった土俵の上で

私は競争したくない。

自分が死ぬほど努力した上前を

ちゃっかりはねてる人がいるからだ。



だから私は自分の土俵をつくり

その上で戦う。

その土俵ははじめは猫の額くらいの大きさでしょう。

その猫の額からどんな人でも始めないといけないと思ってます。





(偉そうなことを書きました。

 ああ、恥ずかしい。

 なぜ私はこんなに恥をさらしてまで

 毎日書いているのだろうか?

 追放された魂のように。


 京都のM先生!元気で待っていてください。

 これから、がんばりま〜す。)




posted by りんご at 22:33 | Comment(10) | 学習塾一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっぱりね。

すごいですね。

大好きな発想です。

今度 一緒に 飯食いましょう。

Posted by スーパーサンボー at 2005年09月09日 23:56
サンボーさん、それじゃ、断食して行きます。

何食べましょう?

回転寿司でもいい???

落ち着いて話せないかな。

コメントありがとうございました!
Posted by りんご at 2005年09月10日 00:12
りんご先生、こんにちは。
一橋進学塾の中村です。

このお話、とても面白いと思いました。
経営コンサルタント時代を思い出しました。

メルマガの件では大変失礼致しました。
その後は大丈夫でしょうか??
Posted by 私は職人 at 2005年09月10日 09:57
こんにちは。

12年間勤務した公文で、私が学んだ公文式の一番すばらしい点は、教材改訂を頻繁にしているということです。それも世間(大人)の考え方で変えるのではなく、子どもが躓きやすい所を改良していく方向です。ある程度のものができあがって世の中にそこそこ受け入れられれば、できるだけ長くそのまま使った方が利益は上がるはずですが、先を見て少しでもいい教材にしていくという考え方は見習いたいと思います。
私ももう少し経営の勉強をしなくては...。
Posted by at 2005年09月10日 12:09
中村先生、ありがとうございます。

そういえば先生は経営コンサルタントをされていたんですね。自分の考えをブログに書く、公にするというのは、どんな方が読まれるか分からないので、とても恥ずかしいですね。

メルマガの件、本日送ってきました。ありがとうございました。

またよろしくお願いします。
Posted by りんご at 2005年09月10日 14:51
桐さん、コメントありがとうございました。

今回は非常に偉そうなことを書いてしましました。
すごく恥ずかしいのです。
実力が完全にともなっていません。
もっと実力を付けたいとおもいます。
桐さんのコメント、勉強になりました。
私も忘れないようにいたします。

これからも、よろしくお願いします。
Posted by りんご at 2005年09月10日 15:12
公文式については、ひとつの学習法として、あれだけ完成度の高い方法はないと思います。もちろん、それで完璧ではないと思いますが・・。ただ、公文公さんの志を、巨大なネットワークでは徹底できなかったことが、公文の最大の失敗だと思っています。
さて、僕も自分で土俵を作りたいと思う一人ではありますが、その土俵にのってくれる人がなかなか見つかりません。頑張って同じ土俵で戦える仲間を増やしたいと思います。
Posted by JackAmano at 2005年09月11日 00:08
こんにちは、ジャックさん。

そんな考え方があったんですね。

けれど教材としては偏っていると思います。

けれど批判するだけのものをまだ私は完成できていません。

意地でもつくります。

批判とはそれに対する対案を見せてするものですよね。

その結果は甘んじて受け入れる。

またよろしくお願いします。

お仕事忙しいようですね。

では。
Posted by りんご at 2005年09月11日 00:41
業界最大手の企業の元本部社員です。
コンビニ経営についてのノウハウ提供の
サイトを公開しています。

ご興味があれば、是非おたちよりください。
http://cvs110.com/
Posted by コンビニ経営110番 at 2005年10月03日 00:37
コンビニ経営110番さん、こんにちは。

面白そうなので、「非常識なコンビニ論」に登録させていただきました。むちゃくちゃ期待していますので、配信よろしくお願いいたします。

いや〜、おもしろそう。

では。
Posted by りんご at 2005年10月03日 11:39
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