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2008年09月25日

メルマガの続き

今日のメルマガで現代詩についてちょっとだけ書きました。

灘中の過去問読んでたらいい詩があったので書いておきます。


「言葉のダシのとりかた」長田弘


かつおぶしじゃない。
まず言葉をえらぶ。
太くてよく乾いた言葉をえらぶ。
はじめに言葉の表面の
カビをたわしでさっぱりと落とす。
血合いの黒い部分から、
言葉を正しく削ってゆく。
言葉が透きとおってくるまで削る。
つぎに意味をえらぶ。
厚みのある意味をえらぶ。
鍋に水を入れて強火にかけて、
意味をゆっくりと沈める。
意味を浮きあがらせないようにして
沸騰寸前にサッと掬いとる。
それから削った言葉を入れる。
言葉が鍋のなかで踊りだし、
言葉のアクがぶくぶく浮いてきたら
掬ってすくって捨てる。
鍋が言葉もろともワッと沸きあがってきたら
火を止めて、あとは
黙って言葉を漉しとるのだ。
言葉の澄んだ奥行きだけがのこるだろう。
それが言葉の一番ダシだ。
言葉の本当の味だ。
だが、まちがえてはいけない。
他人の言葉はダシにはつかえない。
いつまでも自分の言葉を使わなければならない。




いい詩かどうかは別にして

こういう詩は読書していて楽しい。

過去問を読書するのは本当に有意義だと思う。







posted by りんご at 22:19 | Comment(0) | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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