織田信長の長篠の戦いはすごく好きです。
とは言ってもそんなに知らないんですが
当時最強と言われた武田の騎馬軍団を
足軽鉄砲隊が破ったということがいわれます。
(あ、音楽関係ないので「番外編」にしています。)
鉄砲というのは当時最先端の武器だったと思うのですが
その最先端の武器のいいところは
武将が使ったのではなく足軽が使ったということだと思います。
足軽でも使えたってことです。
その武器を使うのに長い間の訓練が必要じゃなかったというところです。
学習塾でベテラン講師と言われる人や自認する人が
全国には多数おられるのですが
映像系のツールを賢く使うことによって
武将じゃなくても質の高い授業を提供できたり
成績を上げたりできるんじゃないでしょうか?
まさに「足軽」っていうのがいいじゃないですか。
こういうことを書くと「武将」の価値を低く考えてるって思う人がいるかもしれないので
誤解のないようにやっぱり書かないといけません。
例えばレストランですべてその店で作ってますというのは売りですが
そういうところに価値をおかない店はセントラルキッチンで作ったものを
店のレンジで暖めて盛り付けるだけっていうのがあったり
ハンバーガー屋でいくとマクドナルドとかだと
厨房を見てると高校生の男の子が手際よく働いて
ハンバーグとか作ってくれます。
「包丁の世界はマニュアル化できない」と私が生まれる前には言われていたそうですが
今ではかなりのレストランが熟練なしに料理を提供しています。
一方で味にこだわった店や高級料亭や一流シェフと言われるものは
ますますもてはやされている気がします。
どう考えてもどちらにも需要があると思います。
その上、「教育というのは人から人へのもので
映像教材とかマニュアル化とかそういうのとは対極にある」っていう人がいるかもしれないんですが
教育に関連する仕事だけが人に直接関わっているんじゃなくて
すべての仕事が人にかかわっているんですよね。
最近の餃子のニュースにしても
食の方がもっと密接に人に関わっているって思います。
私は教育なんて論じられないし
そんな教養もないんですが
塾というもので生活させていただいているので
この業界は好きも嫌いもなく
私の生きるフィールドです。
日本の教育がどうとか
いまの教育制度がどうとかまったく意見はないです。
ここは私のフィールドで
日本という国はありがたい国で
他国に比べて自由に受験に関与させてもらえます。
どう考えても今の日本の状況は夢のような状況で
今日、生徒たちと一緒に勉強できるのも
奇跡のようなものです。
私は「足軽鉄砲隊」のひとりで十分です。
今実際に「長篠の戦い」をやっているんです。
私には残業代なんかないですよ。
(あたり前だけど・・・orz)
それにしても鉄砲3000丁っていうのはすごいな、信長。