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2005年11月30日

恥ずかしいことをやろう

って別にたいしたことじゃありません。

けれど今の自分から成長するためには

ちょっとくらい恥ずかしくても

自信がなくても

ヤバいんじゃないっていうのでも

やってみると必ず成長するって思っています。


嫌ですよ。

恥をかくのは。

カッコつけてるほうが楽ですからね。


何を言ってるかって

そう、自分の塾を他の先生に見てもらったり

アドバイスもらったりすることや

教材をみてもらったりすることです。

ホントにドキドキします。


私は喜んで作ってますが

「すいません、りんごさん、けどこれって・・・」

って言われなくてもその顔が語っていたら

嫌じゃないですか。


う〜ん、

けどね、やるんです。


日本の総理大臣やアメリカの大統領って

むちゃくちゃ言われるでしょ。

それこそ何かをやればいろいろ言われる。

それはそれだけの立場に立っているってことですよね。


近所の酔っ払いのおっさんの批判はそんなにしない。

「まあ、仕事でいやなことがあったんだろう」ってみな優しい。

けれど総理やミスター・プレジデントが国家のことを考え

誰もやらなかったことをやれば

そりゃ、もう、大変で

「絶対に裏がある」「票集めだ」「それにより不利益を被る人が出る」

もう言いたい放題だ。




あれれ、なんでこんなことを語っているんだろう?


だから私は「なんじゃ、この迷路?

こんなので勉強になるの?

親が納得する?は?

っつうか、だいたい何なの?

このふざけた名前、りんご熟、あ、塾か」

って言われても世に問うてみたい。



冷たく無視されてもつくり続ける。




前からずっと言い続けていますが




私が本当の本当に可能性を見出しているのは



パズルじゃなくて迷路です。




賢い人はパズルやってください。





私は迷路を作ります。




(そのあとパズルします。)



では。
posted by りんご at 21:14 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちょっとかなりいい境地

自分ではすごいことを考えた気になってます。


今まで自分は何をしていたんだい?って気分だ。


多分、私の驚いていることは


とても微妙なことなので


あんまりたいしたことではない。


勉強の「わび・さび」みたいなものだ。


合格とか実績とかとは全く関係ありません。


教材を作る上での単なるひとつの発見です。


アホがまた勝手にほざいとるわ、っていう話です。




けど、かなり深い感動を今味わっている。



(そのうち言います)



では。
posted by りんご at 17:24 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

戦わずして負ける人が世の中にはどれほど多いか

「そうだ、人に頭を下げよう」

そう思って営業の仕事を最低3年間しようと決めた。

留学していてスノッビーになっていた自分を鍛えようと思ったからだ。

最初の年の売り上げが6000万だった。

なんとか自分の給料はまかなえた。

ほとんど新規の顧客だった。

2年目は2億。

世間では就職難とか不景気とか人のせいにしている人が多かった。

3年目も2億。

このときは大手がいきなり倒産して

危なく大火傷するところを25万くらいの損で切り抜けられた。


4年目の途中で退職させていただいた。

多くのことを勉強させていただいた。



毎日毎日トラブルが発生していた。

毎日毎日クレームの電話だ。

毎日毎日謝りに行っていた気がする。

けれど仕事というのは社会の問題を解決することだ。

困っている人の役に立ったり

人の無理をきいてみたり

だから多少の困難はしかたがない。

トラブルの後には必ず強い人間関係が発生し

トラブルは人を強くした。

トラブルがないのはあんまり仕事してないからだって昔は思ってた。



だから今、多少困っても、こんなものどうってことない。

もっともっと困ったし

もっともっとどうしようもない状況をくぐり抜けてきたじゃないか。



頭を使おう。

困った状況の時には自分の考えられるツテや道具や

抜け道やその他いろいろなんでも使った。



戦わずして負ける人が世の中にはどれほど多いか。


いや、勝者なんてほとんど「戦った人」という意味じゃないのか。


だって全然戦ってないじゃないか。


世の中というのはふところがえらい広いから


正しく戦えば勝つように出来ている。




だから泣き言は十分戦った後に言おう。
posted by りんご at 10:26 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月29日

早口ことば

一日中、早口ことばをぼそぼそ言ってる。


アナウンサー志望の学生なんか


それこそずっと早口ことばの練習をしてるんだろうな。



目的が違うけどね。


お互い気が狂いそうになりますね。


なにが「引き抜きにくい」やねん!とかって。


どの釘抜きでもええんちゃうんって言いたくなる。


アナウンサー志望のかた、お疲れ様です。



では。
posted by りんご at 18:53 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天気雨

太陽の光は差しているけど


大粒の雨が降っている。


不思議な天気だ。
posted by りんご at 15:40 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

辞書

ここ2,3日、辞書ばかり見ている。


辞書を見ているといろいろな場面が見えてくる。


私は言葉の組み合わせを捜している。


使える子音の数が決まっているから。


はじめは何も見えない。


けれどしばらくするとたくさんの声や物語が


「私を使え!」と叫ぶ。


私はひとつずつ取り出して


並び替えたりしながら


使って見たり引っ込めたりしている。


ホントに辞書はいい。


辞書なしではしばらくやっていけない。
posted by りんご at 01:22 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月28日

不安

今日はどこまで進めるだろうか?


終わりというものはあるし


締め切りというものはある。


けれど納得のいくものを作りたい。


一枚ずつ一枚ずつ進んでいる。


ホントにたいした量じゃないのに


後で人が手にしたら笑っちゃうような分量なのに


こんなにも苦戦しています。


手に取れば「ああ、そういうことね。なるほどね。」


で終わってしまうかもしれないけれど


今はそんなことやっぱり考えずに


前へ進もう。


今の心に浮かぶ状況は


白黒映画の時代劇で


腰まで浸かりながら川を渡っていて


向こうは葦の原があって前がよく見えない状態です。


ミョ〜にコントラストがきつくて


そんなに寒いとは感じない


夏の映画のなかにいる感じです。



では。
posted by りんご at 21:28 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書きたいことはいろいろあるが

書きたいことが山のようにあるが


それを書く時間がない。


歩いていて右足を出し左足を出せば


何か思いつく。


けれどダメだ。




ひとつ忘れないうちに書いておこうと思うことがある。


それは齋藤孝先生のことだ。


『宮沢賢治という身体』という初期の本がある。


私は偉そうなことを書こうとしているが読んでいない。


今度読みたい(ぱらぱらっと・・・)。


それで昔、この題名を見たとき「変なの」って思ったのを覚えている。



それから数年たってNHK「にほんごであそぼ」や


『声に出して読みたい日本語』が出たりして


面白かったけどいまいち本質がつかめなかった。


けれどひとことで言えば「文字というものに音を与えた」ということだ。


音読を強調されていた。


それは脳がどうとかってことより


「言葉は発音されて立体的になる」ということでもある。


そしてその音はメロディーと出会い歌となる。


そして歌は物語と出会うことによって


ミュージカルやオペラになる。



私は昔、多分、20歳のころは今よりバカで


詩を書いていたが言葉を書いていても


言葉の組み合わせにこだわり


「意味なんてどうでもいい」と言って


音だけで「詩だ」とか言ってたときもあった。


若者らしい。全く。


言葉を分解して子音と母音だけになり


そこに「息」という風を送り込むことで


ラフマニノフの『ヴォカリーズ』のようなものや


『コールユーブンゲン』みたいな発声のテキストみたいなものが


「詩」として成立するような気分でいた。



けれどそんな微妙なことは世間では相手にされなくて


母音と子音と息から始まり


それらが意味とリズムをもち


メロディーと物語を展開しはじめると


やっと人は聞く耳を傾ける。


そうすることではじめて忙しい人の


貴重な時間を少しだけお借りすることができる。




今、あふれる塾教材って何十種類も何百種類も

何千種類もあるんだろうけど

「文字」だけってものが多い。

声に出して解く問題って本当に少ない。

(英語のリスニング問題とか言ってるんじゃありません、念のため)


声に出して鑑賞に堪え得る問題ってどれほどあるだろう?


「ジョンは正子にバッグをあげました。」

「父はケンに車を洗わせた。」

「浩二君と弟は同じ金額のものを買いました。
 すると浩二君の残金は弟の残金の2倍より300円多くなりました・・・」


もしかしたら文学とか言葉という豊饒の大地に背をむけ

日当たりの悪いやせた畑で毎年同じ野菜を作っている気分がしてこないだろうか?



私は5、6年ほどこの業界に携わっていますが

もうこのような出涸らしのお茶のような言葉に

うんざりしています。


そして


すごい教材をつくるぞ!って思います。




けどそうするとこんな状態になります。


「無期限激務」

(むきげんげきむ)


後ろから読んでも同じです。




けど、がんばるしかない。
posted by りんご at 15:57 | 迷路とパズル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

親戚

うううううれしい。


親戚が別の仕事をしているから


この前から頼んでいたものを作成していただき


それがさっき届いた。




ああああ、もう、たまらんわ。



これで塾の効率が数倍アップする(教務面)。


うれしい。



デジタル大好き。


では。
posted by りんご at 14:02 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「数学ガウス」

ひらがなで書くと


「すうがくがうす」


後ろから読んでも


「すうがくがうす」



なんとも上手く出来ている。


あの有名な逸話


「1〜100までの数を全部足して」


と言われて


1+・・・+100と100+・・・+1を足して101×100

それを2で割って5050

というあまりにも有名。


その話の時にこの「数学ガウス」

というのもいっしょに教えてあげたら

ひっくり返してっていうところが同じだから

記憶に残りやすい。



メカニズムといっしょにガウスという名前も

しっかりと刻み込まれる。



だからといって私がガウスのことに詳しいなんて思わないでくださいね。

私はただ言葉の並び順に興味があるだけです。

かしこい事はかしこい人にお任せします。




では。
posted by りんご at 10:12 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

気になる

どういうわけか昨日CDを聞いてから


浪曲「森の石松」が頭から離れない。


これはなんだろう?


今まで聞いたことがない世界なのか


慣れ親しんだ世界なのか・・・


国本武春さんという方がやっておられる。


せひCDを買ってみたい。



声を聞いていると


落語にも西洋オペラにも共通していることに気付く


横隔膜の動きだ。


腹式呼吸はもちろんだけど


ああ、そうか、浪曲も落語もオペラも


この声だったのかって思った。



あんまり上手には言えないんですが


音程と言うものがもしも階段のようであったら


その上に声を置いていく感じだ。



それに何だ、この会話、シェイクスピアじゃん。


スイフトの「ガリバー旅行記」とかと同じ空気が流れている。


こんなこと気付きもしなかった。


森の石松ってシェイクスピアのコメディーじゃん。



「飲みねえ飲みねえ飲みねえ、寿司を食いねえ寿司を・・・

 もっとこっちい寄んねえ、おう、江戸ッ子だってね」

「神田の生まれよ」

「そうだってねえ、そんなに何か 次郎長にゃいい子分がいるかい」


はあ、


おもしろくなってきた。



みなさん、あんまり気になされないでください。


ただの趣味の話です。




それにしても三味線っていいなあ〜。
posted by りんご at 01:32 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

「さ行」克服

「さ行」は先ほど克服しました。


発想を変えてみたらすぐに出来ました。


(パズルやっててよかった・・・)



っていうか、ものをつくるということが


今まで生きてきた中で一番充実した時間だったとおもう。


そしてこれからもそうだろう。



作るものは成長するにつれ変わってはきたけれど


創作する状態というのは同じだ。



これもすべてブログのおかげだ。


そして読んでくださる方の存在が大きいでしょう。


ありがとうございます。


これからもよろしくお願いいたします。




では。

posted by りんご at 22:04 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スタッフAさん

彼女のおかげでかなりスムーズに仕事が進んでいる。


アシスタントの仕事だけど


それでもどれだけ助かるかわからない。


それにしても「さ行」が難関だ。


これがこんなに問題だったとは・・・


頭を切り替えて


別の日に再チャレンジだ。


やることはほかにいくらでもある。



では。
posted by りんご at 16:12 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もう昼をこんなにまわってしまった・・・

時計の進み具合が早すぎる。


この前、体調が悪かったときは確か

時計はゆっくり動いていたのに

今はどういうわけか早く動く・・・



それにしても元気100倍ってなってるけど

雑用が多すぎる。

「オレがする必要あるのか?」って思うんですが

私も人間社会に住む一員、

やはり人間として社会人として

やるべきことはやらないと、

と言いたいが、たのむわ。

マジで時間ないんやから・・・



ということで午後もがんばろう。


では。
posted by りんご at 13:35 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前進、前進

いろいろなことがある。


物理的な世界に生きていると


本当に360度、24時間、障害物がやってくる。



テレビや映画やマンガのなかは


アイデアの世界だからそういったものは


描かれないことがおおい。(ような気がする)


もちろんそんなことはない。(そりゃ、そうだ)


普通は描かれて当然だ。


ただ描かれるべきときに描かれない。


それが物質世界との違いだ。


(もちろんそれを作成するときには様々な障害物は発生するけど・・・)



困ったことはたくさんあるし


100%の状態ではなかなか前進できない。


どうせいつだってギリギリの状態でしかクリアできないんだ。


それが壁を越えるということだし


成長するということだ。



って、自分に言い聞かせてがんばります・・・。



では。
posted by りんご at 11:30 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

離乳食・・・

かなり面白い教材になってきた。


自分でいうのもなんだけど


小学生にはたまらない教材だ。



どうして今までなかったのかと


不思議に自分で思う。


フジ先生が今日、


「先生、×××使うなんて、すごいこと考え付きましたね」って言うから驚いたら


「さっき見てたんですよ、あの子がやってるの」


さすがフジ先生!絶対に見逃さない。



まったく、それだけにとどまらず怒涛のようにアイデアがわいてくる。



それで気付けば異常にお腹が空いていた。


家の中をいろいろ探したけど


キッチンの扉を開けるとどこもかしこも離乳食ばかりだ。


冷蔵庫のヨーグルト食べると明日の朝、泣くだろうな・・・


スパゲティーソースとかわかめスープとかあるけど


そんなんじゃないんだよね・・・


しかたないのでせんべい2枚とコーヒーで続きを作ります。


では。
posted by りんご at 01:04 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月25日

さあ、やろう

生徒さんはみな帰られた。


シャワーも浴びた。


子供も寝た。



さあ、問題をつくろう。



創作するってどうして準備の時間が必要なんだろう?


買い物するみたいに


お金を出したらはいどうぞってわけにはいかない。


意識をある方向へひろげる感じだ。


そうならないと始まらない。


さあ、やろう。


では。
posted by りんご at 22:55 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うれしいメール

私は今日は久しぶりに


人というものを信じていてよかったなって思ってます。


よく、ネット上のことはリアルな人間関係じゃない


って言いますが


そりゃ、そういうことも多いでしょうが


自分が「この人はいいわ!」って思った人は


やっぱり信用したい。




しかも私が書いた記事の内容に反応されて


連絡くださいました。



すごくうれしいです。



では。


また書きます。
posted by りんご at 21:59 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

巨人の肩に乗って

今、齋藤孝先生の

『CDブック 声に出して読みたい日本語』

を聞いています。


これは先生のサイン入りの本で、


日付は2003.11.23とある。


2年前の勤労感謝の日だった。




2年たって、ようやく腑に落ちる、というか

冷静に受け止められ

味わえるっていう感じです。




2年たってこれを使って

やっと自分のオリジナルなことが出来るともいえます。

浪曲の「森の石松」とかすごくいい。

なにこれ!って感じです。



落語はずっと上質な短編小説だと思ってきましたが

もっと読みたい。



古典と呼ばれるものをもっともっと読んでみたい。

そこには利用価値の十分あるものが手付かずで残っている。

商売ということだけで考えても

古典というものはすごい価値がある。



効率を追い求めるあまり

莫大な利益を見逃しているかも?




子供の頃、「本を読め」と言われた。

20歳の頃、「古典はいいよ」って言われた。

それなりに読んだが

それをどう使うかわからなかった。

いや、ほとんどの人はわかっていない。

図書館の壁一面の古典と呼ばれる書物は

換金されていない小切手だ。



この世の中には

まだまだ提供すべきサービスが

山のように残っていますね。



誰も何も気づいていないことが

目の前にパーっとひらけていく感じです。



ほんのひとかけらのヒントですが

私はそれを手にすることができました。

ニュートンの言った「巨人の肩に乗って」

この世の中を見渡せば

今まで見えなかったものがたくさん見えます。




偉そうなことを書きました。

努力しないとただのホラ吹きです。


がんばります。




では。
posted by りんご at 14:00 | 塾とパズルと日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

石のスープ(ストーン・スープ)

寒くなりました。
お鍋がおいしい季節になりました。
めがねを曇らせながら
お鍋をつつく幸せ、
ありがたいです。


ところで、『石のスープ(Stone Soup)』というお話をご存知でしょうか?


私が以前に読んだのはマーシャ・ブラウンが書いた本でした。
あの『三びきのやぎの がらがらどん』のマーシャ・ブラウンです。
子供向けの本でした。
英語だったか日本語だったか・・・。



お話はこうです。

3人の疲れた兵士が、ある村にたどり着く。
村人たちはケチなので食べ物を隠す。
兵士たちは村人に食べ物を分けてくれないかと頼むが誰も与えるものはない。
「それでは、仕方がない」と言い、3人は、鍋を借り石と水をいれてグラグラと煮立てる。
「石のスープ」を作るという兵士に興味をもった村人が鍋のまわりに集まってくる。
「ああ、塩とコショウがあればなあ・・・」と兵士がつぶやくと、
打ち解けてきたある村人が、それらを持ってくる。
「にんじんがあれば・・・」「ジャガイモがあれば・・・」と言うと、
次々と鍋の中身が充実してくる。
最後にはミルクと肉が加わり、村人と一緒に分け合い、大いに盛り上がり、
「こんなおいしいスープが石から出来るなんて信じられない!」と村人は大喜びする。
夜更けまで飲んで踊っての楽しい一夜になる。


私が図書館で借りてきたのは
Troll Associatesというところから
出版されている英語の絵本です。
どちらも同じような内容です。


この話を読み返してみて
以前には気付かなかったことがひつあります。

それは、塾とは「石のスープ」だということです。

「はあ?違うでしょう!」とおっしゃる方も
多いと思います。「あん、どこが?」とか。


私がいつも思うのは勉強を教えてはいるんですが
結局、勉強をするのは生徒自身なので
我々は兵士のように「もうちょっと関係代名詞を勉強したらなあ・・・」
と言ってるだけなんですよね。
「おしいな、もうちょっと古文ができたらなあ・・・」とかです。

その教えている勉強というものも
自分で発見し考えたことでもないのに
偉そうに「速さ×時間は道のりだろっ!!!!!」
って言う部分が多い仕事です。

全く、こちらは石と鍋だけ用意して
残りはみな生徒のがんばりです。
「なんてことだ!
 成績がこんなに上がるなんて!」
「先生、おかげさまで
 数学の点数だいぶん上がりました」
志望校に合格すればもう大騒ぎ・・・。


お母さん、
すべてお宅の息子さん・娘さんが
努力された結果なんですよ!



よく言われることですが
教育とは「本来の能力を引き出す」ことだ
ってことをこの本は教えてくれます。


「指揮者は演奏してないのにどうして偉いの?」
って質問した子がいました。


指揮者自身は確かに音を出していませんが
彼の頭の中にある音楽を表現しようと
オーケストラに指示を出します。
言ってみれば「オーケストラという楽器」を演奏しているんです。


ものを教えるという仕事に携わるものは
生徒に知識を与えるというよりも
生徒が努力できるような環境を与える
ということではないでしょうか。
励ましたり叱ったり注意したりほめたり。


先生は試験を受けないけれど
生徒が身につけたことを試験で発揮する。
先生は完全に裏方です。


フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によりますと
「石のスープはポルトガルに伝わる民話。
そしてそのエピソードから、
協力を集めるための呼び水の比喩にも使われる。」
とあります。


その視点から、えほんうるふさんが
私よりも100倍わかり易く面白いものを書かれています。

こちらです。




一夜を柔らかなベッドで過ごした兵士たちは、
次の朝、村人たち全員に見送られ
村を後にすることになります。

「村のみなさん、ありがとう!」

「こちらこそありがとうございます。
 あなた方はとても大切なことを教えてくださいました!」

兵士たちが手を振っています。
村人たちも手を振っています。

「まったく、石からおいしいスープが出来るなんて、
 今まで聞いたことがあるか?」
と村人たちは互いにささやきあいます。
posted by りんご at 11:49 | 学習塾一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする